4/27(火)に、iPhone向けOS「iOS」の最新バージョン14.5が配信されました。2日ほど様子を見ていましたが、致命的な不具合や使用できなくなるアプリもほとんどなさそうなので、この度メインで使用しているiPhone11 Proを14.5に、合わせてApple WatchのWatchOSも7.4にアップデートしました。
目玉機能
なんといっても「マスクを着用したままのApple Watch認証」でしょう。MacBookやiMacなどパソコンでは同様の機能もすでにありますが、今回はそのスマホ版。マスク着用がほぼ必須となってしまっている現在なので、顔認証iPhoneとApple Watchを所有している人には待望のアップデートです。
対応機種
iPhoneはXシリーズ以降の顔認証端末。Apple WatchはSeries 3以降の端末が必要です。
筆者の端末はiPhone11 Pro、Apple Watch Series 6なのでバッチリ対応しています。
まずはiOSのアップデート
WatchOSを7.4にアップデートするためには、まずiOSを14.5にする必要があるとのこと。まずはiPhoneをバージョンアップしていきます。
ハードウェアの性能を活用しつつソフトウェア更新で機能追加されるのはスマホならではですね。良い時代になりました。
続いてWatchOSのアップデート
iOSが14.5になれば、Watch OS 7.4もダウンロード可能となるようです。Apple Watchを充電器に接続し、iPhoneの近くに置いてバージョンアップします。
所要時間
iOS、WatchOSともにそれなりの容量があるので、最低1時間程度時間に余裕があるときに更新処理をすることをおすすめします。詳細は下記の通りです。
iOS 14.5
14:10頃にiPhoneにて作業開始。iOS14.5のダウンロードは1分ほどで終了し、アップデートの準備作業が始まります。14:24に準備が完了しました。そのままインストールへ。14:42頃に完了しました。
iPhone11 Proにて、30分-40分程度必要なようです。iPhoneXではもう少し必要かもですし、iPhone12ならもっと短時間かもしれません。参考までに。
WatchOS 7.4
14:48ダウンロード開始。5分程度でダウンロードは終了。そのまま準備中となり、15:00にインストール中の表示となりました。15:06分にバージョンアップが完了しました。
Apple Watch 6にて20分程度必要なようです。こちらもiPhoneと同様、Apple Watch Series 3ではもう少し時間が必要かもしれません。
iPhoneで最後の設定
iPhone、Apple WatchともにOSのアップデートが完了したら、最後にiPhoneの設定で機能をONにします。
設定->Face IDとパスコード->APPLE WATCHでロック解除
これで設定完了です。
Watch認証
数回認証してみましたが、非常に快適でした。今まではマスク着用状態ではパスコードを都度入力していた為、マスクなしの時と同様にロック解除のストレスがなくなりました。筆者のようにApple Watchを常に着用している人には最適解かなと思います。
注意
筆者は体験したことがないのですが、端末の使用状況などにより、まれにアップデート処理が失敗し、起動不可能状態(通称:リンゴループ)となることがあるようです。
万が一の場合の被害を最小に抑えるべく、アップデート前には必ずバックアップを取得しておくことをオススメします。
リンゴループになる条件は明らかになっていませんが、iPhoneのストレージ使用容量に余裕がない場合に発生する可能性が高いようです。ストレージ容量がギリギリの場合は失敗するリスクもありますので、使用していないアプリの整理など、アップデート前には確認しておきたいところです。
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