4/21(水)、新型のiMacが発表されました。今回のiMacは前モデルから比較するとかなりスリムになり、カラフルでポップな印象を受けています。
筆者はiMacを所有したことがないのですが、非常に購買意欲をそそられる面があります。今回はそんな新型iMacについて見ていきたいと思います。
デザイン
兎にも角にもデザインではないでしょうか。24インチディスプレイ自体がほぼ本体、電源コードを背面につなげばキーボードもマウスもワイヤレス。非常にシンプルなデザインなので、デスク周りがスッキリすることは間違いないでしょう。
ただベゼルのカラーはホワイト統一ではなく、本体カラーと同じにしてもよかったのではないかと思います。デザイン的には。
性能
2020年に登場したApple siliconことM1チップ。非常に性能がよく完成されたCPUがiMacにも搭載されています。
各所で言われているのは「MacBook Airと同じ」「Mac mini」でもよいとの指摘。そうなんですよね、CPUが同じということは基本的には処理性能も同じということ。スペックにおいてiMacならではの優位性はないように感じます。
強いて言うならばカメラとスピーカーとマイクですね。ビデオ通話の頻度が高い方やライブ配信をされる方、音楽や映像作品の視聴用途であれば、iMacの方が有利です。
占有面積
ディスプレイのみを配置する感覚で、非常にコンパクトな占有面積となります。新型iMacは、今までのiMacの代表的なサイズであった27インチから24インチにインチダウンしている分、少しコンパクトなデスクにも配置できるサイズ感になっています。
価格
USBや有線LANポートが省かれた最安モデルで154,800円〜。いわゆる「吊るし」(SSD256GB、メモリ8GB)になりそうなモデルで177,800円〜。それなりにパソコンの価格ですね。ほぼ同じスペックのMacBook Airが115,280円〜なので、MacBook Airのコスパの良さが際立つ結果となっています。
どんな人に刺さるか
いろいろとイメージしてみたのですが、なかなか刺さる層がないですね。10代には高価すぎますし、20代・30代はMacBook Airの機動性の方が刺さりますし、40代を超えてくるとデザインがポップすぎるのですよね。
4Kモニターも値段が落ち着いている点と、新型iMacはおそらく拡張性がないという点でも、個人ユースは少し厳しいのではないかと予想してしまいます。
まとめ
- MacBook Airが現状最強
- ポップなデザインPCが欲しい方
- 様子見でいいかも
といった感じです。iMac自体の完成度は非常に高いレベルにあるとは思いますが、自社製品に強すぎるライバルがいることで、よりMacBook Air及びMac miniが売れるのではないかと思ってしまいました。
予約は明日、4/30(金)より開始です。予約される方はお忘れなく。
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