年賀状について考えてみた

雑記

2025年、新年明けましておめでとうございます。
長らく定期的な更新ができていないブログですが、改めてブログを書きたい気持ちがわいています。
新年1投稿目、今回は「年賀状」について考えてみたので、よければ読んでみてください。

年賀状じまい

2024年10月1日より、郵便ハガキの料金が改定(値上げ)されました。普通ハガキサイズは63円から85円への大幅値上げ。この値上げの影響もあり、昨年末から「年賀状じまい」の準備を進めてきた方も多いのではないでしょうか。

個人的に年賀状は幼少の頃からの習慣であり、12月のバタバタした時期にあれこれデザインを考えながらハガキを作る過程が楽しかったこともあり、今でもお世話になった方には出し続けています。

近年のSNSの浸透により、役割としてはかなり特殊な分類となった年賀状。大人になった今では、年賀状のみで1年に1回やりとりするだけの人も増えてきて、このまま廃れていくのかなぁと思っていた矢先の値上げだったので、今回の年賀状はかなり少なくなっていると思います。

筆者の周りでは3割くらいの方が「今年で終わります」という内容でした。時代の流れとはいえ、やはり寂しい気持ちになりますね。

影響の考察

これから数年をかけて、年賀状という文化は終わりを迎えていくと感じました。それにより、ガジェット界にも少なからず影響があると感じました。

プリンターが売れなくなる

クラウド化/電子データ化の流れもあり、家庭用プリンターの主な用途が年賀状印刷である家庭も多くあると思います。筆者の家でも、1年でプリンターが一番稼働するのは年賀状シーズンです。

その機会がなくなると、今あるプリンターが壊れたりインクがなくなったりすると、もう新規には買わないような気がします。インクジェットプリンターは定期的に印刷をしないと目詰まりしたりするので、コスパを考えると「家庭用プリンター」というものもニッチな範囲になってしまうのかなと思います。

プリンターインクが高くなる

プリンターが売れなくなるとインクの消費も少なくなるので、インクメーカーが現在の相場でインクを販売することも難しくなるかもしれません。(純正インクに関しては現在でも高価なものですが)

ランニングコストが高くなると、さらに所有する家庭は減るかもしれませんね。

メリット

とにかく年末の忙しい時期に「年賀状関連のタスク」がなくなることが大きいと思います。写真を撮る、ハガキを買う、印刷をする、ポストに投函する。この一連の作業が無くなり、一年を締めくくる作業に集中できるのは大きなメリットであると思います。

最近ではあまりないですが、あまり関わりのない方への連絡(義務年賀状)もしなくてよくなるので、心理的な余裕は生まれるのではないでしょうか。

意識したいこと

個人的に、年賀状を終わらせたいなとは何年も前から思っていました。一方で年賀状だけでも繋がっていたい友人もいるので、こちら側から終わらせたくはないというのは改めて思いました。

新年の挨拶というのは良いもので、新たな気持ちになりますし、交流のキッカケにもなります。年賀状という文化は終わりに近づくとしても、お世話になった方や仲の良い友人たちには、なんらかの形で挨拶をしたいなというのは思いました。現状ではFacebookやInstagramなどのSNSですかね。とはいえ、今のハガキ価格であれば、筆者は今年の12月も年賀状を作ると思います。

新年の挨拶の形が「ハガキ」から「他の手段(SNS等)」に移行するだけ、という意識で、来年からも縁を大切にし、過ごしていきたいなと思う所存です。

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