以前の記事でも軽く触れたのですが、いよいよnasneの発売が正式発表されました。3/17にbuffaloより案内があり、3月末に販売開始とのこと。まだ購入するかどうかは検討の最終段階ではありますが、先走って調べた内容を書いておきたいと思います。
nasneとは
HDDレコーダーのネットワーク版、といえばいいでしょうか。通常のHDDレコーダーはケーブルで繋いだテレビに映像を出力するのに対し、nasneはネットワーク経由で映像を出力します。テレビで見るというよりは、スマホやタブレット、パソコンなどで視聴するのに適しています。ゲーム機であるPS4でも映像再生が可能です。
価格と容量
価格は29,800円。録画容量は2TB。
価格は以前のSIE製の製品が2万円前後で販売されていたので、値上がりした感じは受けてしまいますね。とはいえ容量も従来の1TBから倍増していますし、内部のCPUやOSも刷新されている為、29,800円は妥当なところでしょうか。
ただnasneをフル活用するにはアプリ(torne mobile / PC TV Plus)の追加課金が必要となる為、トータルの出費はもう少し増えてしまうことになります。
ソフトウェア(アプリ)の価格
PlayStation4 : torne
iOS/Android : torne mobile
外出先からの視聴 : 有料プラグイン「視聴再生機能」610円
端末への動画書き出し : 有料プラグイン「書き出し機能」860円
WindowsPC : PC TV Plus 3,300円
アドバンスドパック(外出先からの視聴や映像書き出しなど) : 2,200円/1年
基本視聴は無料だが、外出時にもフル活用したいといった場合はちょっと費用がかかりますね。特にPCで楽しもうと考えいる方は、ちょっと痛い出費になりますね。アドバンスドパックは有効期間が1年なので、ここは買い切りにして欲しいところです。
旧型との違い
前述したとおり、内部のCPUとOSが刷新され、容量も増えています。ただ、できる事は旧型と特に違いがないようなので、感覚としてはマイナーチェンジといった感じでしょうか。目に見える点では、新型には冷却の為のファンが内蔵されています。騒音がどの程度なのかは気になるところです。
販売状況が好評であれば、追加機能をひっさげて「nasne pro」なども登場するかもしれませんね。
懸念点
まず、現時点でそこまでテレビ番組を視聴していないこと。アニメ作品が好きなのでよく見てはいるのですが、主要な番組はほとんどがネット配信されているため、テレビでリアルタイムに視聴することがほとんどありません。
また、明記されていませんが、おそらくシングルチューナー製品なので、2番組同時録画ができないであろう点。HDDレコーダーやテレビの録画機能であってもダブルチューナーやトリプルチューナーが当たり前の時代なので、シングルチューナーは少し使い勝手が悪いかもしれませんね。
楽しみな製品
旧製品の頃から気になっていた製品なので、やはり楽しみな製品です。ハードウェアはbuffalo、ソフトウェアはソニー(SIE)ということで、珍しいサービス提供体型な点も気になっております。Twitterのトレンド上位にも上がっていましたので、やはり期待されている方は多いのでしょう。筆者もその中の一人です。
購入に踏み切るか、少し様子を見るか。
発売日の発表まで、もうしばらく楽しみな時間が続きそうです。
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