J:COM 1Gコース「上り速度」改善への執念と大逆転の記録

基本

年末年始にかけて、住んでいるマンションのJCOM回線(CATV)のプラン変更を実施しました。
今まで契約していたプランは320Mコース(上り10M)。問題を抱えながらも使用していたのですが、どうやらこのマンションは1Gコース(上り100M)に対応しているらしいので、重い腰をあげてプラン変更をすることにしました。

結果を申し上げると、速度も安定性も段違いに向上したので、大満足のプラン変更でした。
ただまあ紆余曲折というかスムーズにいかない部分もあったため、記録に残しておくことにしました。よろしければご覧ください。

プラン変更への葛藤

JCOMのケーブルネットについては、正直悪評しか聞いたことがありません。。事実、私も度々JCOMの回線切断には悩まされてきました。このタイミングでのプラン変更にはいくつか理由があったので、順番に紹介します。

理由1 : JCOMの価格改定と固定電話の撤廃

昨年2025年12月頃にJCOMから価格改定の案内ハガキが届いていました。料金は物件によっても異なると思うのですが、私のケースでは400円の値上げでした。加えて固定電話もパックで契約していたのですが、そちらがパックではなくなるような案内でした。こちらが700円。
固定電話は99%使用しておらず、着信音も無音にしていた状態なので、このタイミングで解約することに。その分の浮いた金額で1Gコースにプラン変更すれば、そこまで価格改定の影響を受けずに通信速度もアップするので、固定電話の解約とプラン変更を実施することにしました。

理由2 : HUMAXモデム HG100R-02JG が不安定になってきた

JCOMで提供されているモデムは不安定で有名です。320Mコースで提供されていたモデムは「HUMAX HG100R-02JG」というモデル。我が家では度々勝手に再起動を繰り返すので、ヒートシンク貼り付け+ファン送風という物理的な対策で、なんとか動作させていました。
半年ほどノーメンテで動作していたものの、12月に入ったころから度々切断されるようになってきたので、これ以上ひどくはならないだろうと思い、プラン変更を決意しました。(1Gコースになることで、確実にモデムは変更になるので)

理由3 : 上り速度10Mはキツい

私はインターネットヘビーユーザーではあるものの、実測で300M近くまでは出ていたので、下り速度320Mに関してはそこまで不便は感じていませんでした。ですが上りは別。上限10M近くまで張り付きで速度は出るものの、圧倒的に遅いのです。クラウドにバックアップを取るときなど、非常に時間がかかります。
その環境でやりくりしてきた私にとって、上り100Mは魅力的でしかありません。1日の使用上限(30G)はあるものの、終日配信をしたりしなければ問題ありません。ある意味これが決めてかもしれません。

電話口でのやりとり「モデムの指定 : これだけはやめて」

JCOMネットのプラン変更はネットでもできるようですが、価格改定のお話やモデムの相談もしたかったので、電話で依頼することにしました。というか、このモデムだけはやめてほしいというお願いをしたかったので、電話で説明する必要があったのです。

ちなみにその避けたかったモデムはKAONのKCM3101というモデルです。「高機能Wi-Fiモデム」という謳い文句ですが、このモデムはWi-Fiもオフに出来ず、ブリッジモードにすることも出来ない。それまで使用していたHUMAX HG100R-02JGも酷かったですが、ブリッジモードにして自前のルーターを外付けすることで多少安定感が増したので、これはマストでした。余談ですが、JCOMから提供されるWi-Fi機能付きモデムは、総じて処理性能が足りていない印象です。

話が逸れましたが、一つ前のモデルでKCM3100であればブリッジモードに出来るという情報はすでに得ていたので、こちらにして欲しいと依頼しました。
ここで結果的に嬉しい誤算だったのですが、電話口の担当の方が柔軟な方で、新しく取り扱いを始めた有線モデムを当てがってくれるとのことでした。SNSではWi-Fi付きモデムの悪評しか聞かなかったので、これはもう願ってもない結果でした。

ちなみに型番はKAON VM3000Gというモデルです。J:COMのページにも紹介されていないモデルですね。。(2026年1月現在)

プラン変更は即日適用、あとはモデムを変更すれば1Gコースになるとのことでした。郵送してもらって自身で交換することも出来たみたいですが、今回のケースでは料金は変わらないとのことでしたので、JCOM担当者の方に持ってきてもらい、交換してもらうことにしました。

モデム交換当日

電話でのやりとりから3日ほどで、JCOMの方がモデムを持って訪問してくれました。配線の状況なども確認してくれるのかなと思いきや、既存のモデムと新しいモデムを交換して、疎通確認をして完了。あっさりと作業終了です。

少し話をさせてもらいましたが、HUMAXのモデムについて「これは性能悪いですね」といった内容のことを話されていました。ですよね。

モデム交換後のスピードテストの結果はなんと、下り727Mbps、上り66.4Mbps。今まで体験したことのない速度でした。

とまあここまでは良かったのです。

KAON VM3000G モデムの安定感は抜群

マイナスの話の前に。交換してもらったモデムKAON VM3000Gの話。これが本当に素晴らしい。ネット上にもほとんど情報のない機種だったので期待半分不安半分だったのですが、上り速度はともかく、このモデムに変更してからネットの切断が一切なくなりました。これなんですよ、インフラに求めているものは。高機能Wi-Fiなんて不要なので、必要最低限のことをやってくれれば文句はありません。

上り速度の違和感 40Mbps程度で頭打ち?

ということで、快適なネット回線を楽しみました。ですが、何度もスピードテストを繰り返していたところ、ある事実に気づきました。「あれ、上りが40Mbps程度で頭打ちになっている」と。モデム変更から数十分は60Mbpsオーバーの数値が出たものの、その後は20〜40Mbpsくらいをいったりきたり。これは何かおかしい。深夜も早朝も計測してみましたが、おそらくほぼ使用されていないであろう時間帯でもこの数値。

3日ほど定期的に速度計測していましたが、結果は変わらず。初回計測では66.4Mbpsを記録したので、ポテンシャルはあるはず。何かが、おかしい。ということで、改めてJCOMさんに問い合わせしてみることにしました。

JCOMさんのマニュアル通りの電話対応にイライラと不安が募る

こういった問い合わせもネット経由やチャットで出来るかもしれませんが、この一連の流れは口頭でやりとりしたい、ということで今回も電話対応。

「数日前にモデム交換をし、1Gコースにプラン変更したが、上り速度が最大100Mbpsなのに対して40Mbps程度が頭打ちになっている」ということを電話口で伝えました。とはいえ回線切断は発生していないし、私の頭の中では宅内の配線やノイズ干渉などを疑っていたのですが、電話口の担当の方は「障害が発生していないかお調べします」といった内容。

もちろん障害は発生していなかったので、今度はモデムが故障している可能性があるということをおっしゃられました。待て待て、このモデムはとても気に入っている。変えたくない。という私の思いは最後まで伝わらなかった。それゆえ、「モデムの交換を前提に宅内の調査をしますか」といったご提案。もちろん私は承諾せず、「同じ機種であれば交換しても構わないが、機種が変わったりするのは嫌です」といった言動で抵抗。おそらく担当者はなぜこんな嫌がるんだろうと思ったことでしょう。もうモデム交換対応が染み付いていることが見て取れる発言で、少しいたたまれなくなりました。

ともあれ、規則的に調査する場合は交換対象のモデムを持っていくようなルールになっているらしく、調査結果によりけりだが、モデム交換はこちらが最終決定を下すという約束でしぶしぶOKにしました。

モデムは交換しないでほしい。その思いで、JCOMさんの訪問を待つことになりました。

宅内調査 配線をシンプルにしてノイズ対策を万全に

今回も2日ほどでJCOM作業員の方が来てくれました。電話口での対応がすごく不安だったので、状況を説明するための資料を作成し、認識を合わせた上で作業をしていただくようにしたところ、ものすごくテキパキ作業をして頂きました。

ちなみに作成した資料はこんな感じです。
要は「壁のアンテナ端子からケーブルモデムまでの配線が煩雑になっているので、シンプルな配線にしていただいた上でノイズ数値を測定してみてください」というのと「モデムは交換しないでください」といった内容です。

作業員の方も理解頂き、配線と壁の端子も交換してくれました。壁の端子は古いもので「プッシュ式」というノイズが入りやすいとのこと。これを「シールド式」の端子に交換した上、電話回線に使用していたケーブルやブースター、分配器の除去を実施。シンプルな配線にしてもらいました。

結果、上り数値は、、改善しませんでした。
とはいえ、宅内の配線は完璧な状態にしたので、これ以上できることはないという結論で、様子を見て使用することになりました。

共用部メンテナンス実施も速度は変わらず

年があけて1月はじめ。特に私が依頼したわけではないですが、建物の共用部メンテナンスが実施されるとの案内がありました。これはもしかしたら速度改善につながるかもしれない、と思い淡い期待をしていたのですが、淡いままで終わりました。

SNSなどで上り100Mbps近い投稿をたくさん見ていたので、実際20Mbpsでも40Mbpsでも嬉しいことには違いないのですが、物足りなさはどうしても感じてしまっていました。でももうできることはないし、下り速度は上がっているので、今までよりは快適になっています。なによりモデムが安定している。何よりも嬉しいその事を思い出し、快適なネットを手に入れたことには違いないと、未練は断ち切ってネットを楽しむ事にしました。

追加の共用部メンテナンス実施で大逆転

未練を断ち切ってネットをしていたところ、1月末頃に同じような共用部メンテナンスの案内がありました。またやるのかー、みたいな感じで特に期待もしていなかったのですが、何気なくメンテナンス後にスピードテストを実施してみました。

そうしたら、なんと!!
下り436Mbps、上り93.6Mbps!!!

おおおおおおーーーーー!!!!
改善したーーーー!!!!

メンテナンスの詳細内容はわからないながら、共用部にあったネットワークの詰まりをキレイにしてくれたみたいです。これには本当に感謝です。

超安定爆速回線

光回線の2G回線や10G回線があるのでおこがましいですが、個人的には1Gコースに変更したことで、超安定爆速回線に様変わりしました。真価を発揮するのに時間はかかりましたが、安定性も速度も大満足の結果です。これは本当に実施してよかったです。

if もしVDSLを選んでいたら

うちのマンションは各部屋に光配線が通っておらず、ケーブルネットもしくは電話線(VDSL)、もしくは5Gホームルーターの3択になります。JCOM回線が不安定すぎた時は、速度には目をつむってVDSLにするかも検討しましたが、結果的にはJCOMの1Gコースにして正解でした。

まあ正直にいうと、光配線通して欲しいですw

まとめ

今回のケースでは「モデム」「配線」「メンテナンス」という3点がポイントでした。もしかすると追加のメンテナンスは私が問い合わせをしたからこそ実施してくれたのかもしれないので、少しでも違和感を感じたら問い合わせてみることが大事だなと思いました。

回線品質の向上においては、実際自分で出来ることはほとんどなく、交通整理をする程度なのがもどかしい部分ではありましたが、その中で知識も蓄えられていくので、今回の体験は非常に勉強になりました。

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