IKEAのゲーミングデスク(UTESPELARE)レビュー

環境

2021年12月、自宅作業環境のブラッシュアップ目的で、IKEAのゲーミングデスク(UTESPELARE/ウーテスペラレ)を購入しました。都合2ヶ月程度使用しましたので、本記事にて紹介させていただきます。ウーテスペラレを購入検討されている方への参考になれば嬉しいです。

結論としては非常に満足しており、デスク作業が快適になりました。

UTESPELARE(ウーテスペラレ)の概要

  • 価格 : 14,990円(※)
  • サイズ : 幅160cm x 奥行き80cm x 高さ66-78cm
  • 色 : ブラック / ライトグレー(ホワイト)

(※)筆者購入時は12,990円だったのですが、2022/2/21現在、価格が改訂されたようです。

筆者はライトグレーを購入しました。尚、ゲーミングデスクとして分類されておりますが、筆者はゲームだけでなく、オフィス作業も行う想定で購入しました。

圧倒的に広い作業領域

コスパが良いデスクは、幅120cm x 奥行き60cmというサイズの製品が多くラインナップされています。筆者が今まで使用していたデスクがこのサイズで、デスクに27インチのモニターを、足元にデスクトップパソコンを配置して使用していたのですが、幅・奥行き共に手狭だなと思いながら使用していました。

今回購入したウーテスペラレは幅160cm x 奥行き80cmという非常に大型なサイズ。このサイズがあれば、資料やサブ端末が手元に置けないというようなストレスはなく、モニターとの視聴距離も十分確保できるので、非常に快適に作業することができます。

高さ調整が可能(組み立て時に調整)

デスクの高さも快適な作業環境を整えるには重要な要素です。ウーテスペラレではデスクの高さを68-78cmの6段階で調整できるようになっています。組み立て時に指定する必要があり、組み立て後に調整するのは不可能(組み立て直し)なのですが、自身の体型に合わせた高さに調整できるのはありがたいですね。

筆者は標準的な高さの72cmで設定し、組み立てました。

配線ネットでコードスッキリ

パソコン周りはどうしても電源コードが必要になります。足元の配線は見えない部分だから何もしていない、という方もいると思いますが、そんな方にこそおすすめなウーテスペラレの配線ネット。

天板の溝の下部分に配線を束ねるネットが付属しており、足元にコードが散乱するのを防いでくれます。昨今様々な配線テクニックが出てきておりますが、とりあえず足元のコードくらいは隠したいといった方にはとても刺さるポイントだと思います。

ネットの中はごちゃっとしていますが、問題ありません!

奥行80cmでモニターとの距離を確保

前述の通り、奥行きが80cmとかなりゆとりのあるサイズです。以前は奥行き60cmのデスクに27インチのモニターを置いており、モニターとの距離が近くて少し目が疲れてしまうことが多々ありました。このデスクに変更してから、ざっくりと20cmは今までより余分にモニターとの距離が確保できるようになったので、目の疲れとともに姿勢もよくなったように感じています。

個人的な意見ですが、27インチ以上のモニターを使用する場合、奥行きは最低70cmは欲しいところです。

搬入・組み立ては少し大変

IKEAのHPに梱包サイズも掲載されているのですが、幅79cm x 高さ9cm x 長さ166cm、重さ30.50kgという段ボールで梱包されています。かなり大型な梱包サイズになっているので、可能であれば2人で運ぶか、有料になりますが配送サービスを頼んだ方がよい場合もあります。

筆者は平台車を別途購入し、1人で搬入しました。不可能ではないですが、手伝ってもらった方が圧倒的に楽です。

組み立てについても同様で、重い天板を持ち上げる工程があるので、2人で作業した方が楽なのは確実です。

1人でできないことはないです。

分割天板はそこまでメリットを感じない

このデスク、一枚天板ではなく、奥側20cmが金属メッシュとなっており、通気性を確保して足元のパソコンの熱を逃がせる構造となっています。天板が分割されていることによりコードを通せるなどのメリットも生まれるのですが、有線デバイスで環境を構築している人以外はそこまでのメリットは感じないかなと思いました。

手前天板は窪みのあるデザインとなっており、手前側でも奥側でもどちらでもセットできます。最初はIKEAのHPにある通り奥側の溝を大きくするようにセットしていましたが、作業時に溝の大きさが気になってしまったので、手前側に溝が来るように変更しました。

構造上どうしても溝ができるので、溝がなくなるような組み立てもできるようになっていると最高でしたね。

制限されるポイント

足元空間

幅160cm x 奥行き80mmというデスクサイズから、足元空間も余裕があるイメージでしたが、少し天板内側に足が配置されている点や、デスク下に配線ネットがあることから、完全に空間として使用できる領域は、幅124cm・奥行き47cm程度(高さによる)です。サイズピッタリのサイドワゴンなどを配置しようとされる場合、想定よりも奥に収納できない可能性があるため、注意が必要です。

モニターアーム

天板の奥側がメッシュになっていることにより、モニターアームの設置に少し制限があります。安定して取り付けるためにはメッシュ部分を避けてフレーム部分に噛ませるように設置する必要があるので、クランプ部分の設置場所は限られてしまうことを頭に入れておいた方がよいかと思います。

ライトグレーかブラックか

いわゆる白か黒かという「好み」の部分ですが、筆者はライトグレーにしました。理由としては、ブラックはどうしても汚れが目立ってしまうためです。店頭でも比較して確認したところ、ブラックは皮脂汚れが目立ち、逆にライトグレーはあまり汚れているのを感じづらかったです。

ただデスクマットや大型マウスパッドを使用すれば気にならなくなるポイントでもあり、性能的には変わりないので、好きな方で良いと思います。オフィス作業メインであれば、ライトグレーの方が作業には集中できるのかなと感じています。

体感ですが、ホワイトの方が人気が高く、在庫も少ないように感じました。

こんな方にオススメ

  • とにかく広いデスクが欲しい
  • テレワーク頻度が増え、現在のデスクでは手狭
  • なるべく安くデスクを購入したい

上記のような方には特にオススメできるデスクです。それなりに広い設置スペースが必要になってきますが、そのために部屋の模様替えが必要になろうとも、導入する価値はあります。他社製品も色々と調査しましたが、1万円台でこの大きさのデスクは他にはありませんでした。

まとめ

とにかく、非常に満足しています。オフィス作業をするにしてもゲームをするにしても、大きな作業環境は正義だなと改めて思いました。

デメリットもあるものの、圧倒的な作業領域が1万円台で手に入るのであれば、決して高くありません。ウーテスペラレならではのデスク上レイアウトも楽しめますので、大きなデスクの購入検討されている方、決め打ちでウーテスペラレを検討されている方、非常におすすめです。

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