先日、BOSEのスピーカーの修理対応の記事を投稿しました。
結果的に40日間の修理期間となりましたが、修理期間中の代替スピーカーを購入していましたので、紹介させて頂きます。
TaoTronics TT-SK027
代替スピーカーとはいえ、長くても半年ほどの使用を想定していたため、それなりの値段の製品を選択しようと思いました。またサウンドバータイプのスピーカーは使用したこともなかった為、せっかくの機会などで試してみようと思いました。
筆者が選んだのはTaoTronicsのサウンドバー「TT-SK027」という製品です。存在自体は以前から知っており、コンパクトサイズで音質も特に悪くないというレビュー動画がたくさんあがっていたので、こちらの製品を選びました。
残念ながら不正レビュー問題でAmazonでは購入できず。TaoTronicsのホームページに行くと楽天市場の販売ページリンクがありましたので、今回は楽天にて購入しました。
販売価格は5,999円。割引クーポンが配布されていたので、705円引きの5,294円で購入。楽天のポイントなども付与対象ですので、実質的な購入価格は5,000円程度でしょうか。
外観
正面にTaoTronicsのロゴ。両端にはシャープさを演出する斜めのラインがあります。電源や音量調整などのボタンは上部に配置。底部にはLEDバーがついており、ゲーミングキーボードのように光らせることができます。(Offにもできます)
側面にはボタンや端子類は無く、背面のくぼみに電源端子と音声in端子、音声out端子があります。このくぼみは壁掛け配置する際の配線を考慮したもので、背面両サイドに壁掛け用の穴があります。
機能
入力ソースは有線のLINE入力とBlueTooth入力の2系統。今回は有線での接続のみ使用します。ボリュームはデジタル式で、00~16まで調整可能。
音楽の再生/停止は本体ボタンで操作可能。明確な使用用途は不明ながら、カウントアップタイマー機能も搭載されています。
LEDバーのライティングは3種類(カラーカルーセリング/ブリージング/リズム)+Offが設定可能。この設定は電源Off時にリセットされ、電源On時には必ず点灯するようになっています。この設定は記憶してほしかったところですね。
音質
音質については、かなりフラットな印象を受けました。よく言えば標準的な音、悪く言えば特徴がない音。耳障りな音ではなく、いわゆる「普通」の音を出力してくれます。
左右に1つずつスピーカーユニットがありますが、基本的に体の正面で受けとめることになるので、体感できるステレオ感は弱めです。
ボリュームは00~16まで設定可能ですが、かなり大きな音まで出力できるようになっています。個人的には02~04くらいまでで十分で、それ以上のボリュームにすると、騒音問題に発展しそうなレベルだと思います。
特徴
電源On/Offの際、音がなります。On時はピロロロ♪、という短めの音。Off時はテンテテレレレーン♪という短いメロディになります。この音が「大きすぎる」というレビューもたくさんあったので心配していましたが、個人的には「少し大きいかな」というレベルで、なんとか許容範囲でした。
LEDのライティングについてですが、割とゆっくり目に色が変化していき、上品なライティングになっている印象です。ただ、使用していて感じたのは、思った以上に発熱します。エアコンで調整している場合や冬の寒い部屋の場合は気にならないかもですが、発熱が気になる場合はライティングOffにして運用した方がいいかもしれません。
ボリュームは大きな音まで調整可能ですが、反面細かいボリューム調整ができないのが気になりました。ボリュームの数値でいうと、02では小さく03では大きい、そんな印象です。パソコンと直接接続する場合などはパソコン側のボリュームで微調整可能ですが、筆者のように[ゲーム機-モニター-スピーカー]といった接続だと微調整ができないので、ちょっと不便に感じました。
壁掛けには別途ネジが必要。ネジは頭の部分が5mm、軸の部分が1.4mmに収まるものであれば使用できると思います。筆者は実際の大きさをメモしていき、ホームセンターの売り場で実物を確認してネジを購入しました。ただ壁に穴があいてしまうので、賃貸環境や配置変更の頻度が高い方は気をつけなければいけません。
筆者の感想
BOSEスピーカーの低音に慣れていたので、やはり音質には物足りなさを感じてしまいました。また、半年ほど使用する予定だったのですが、結果的に1ヶ月程度でBOSEスピーカーが修理完了したので、ちょっと高価な買い物であったかもしれません。
もう1ランク下のサウンドバー(TT-SK028)にしてもよかったかもしれませんね。
まとめ
スピーカー、サウンドバーとして、最低限の満足感は得られる製品であると感じました。と同時に小型サウンドバーとしての限界も感じる製品であり、より心地よい音を楽しみたい方には物足りなさを感じてしまうかもしれません。
とはいえ、値段も音質もバランスの良い製品なので、そこまで音質にはこだわらなくて、LEDライティングも楽しみたい方には刺さるかなと思います。
以上、TaoTronics TT-SK027のレビューでした。
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