ニトリのポータブル扇風機

正式には「2way USB充電式パーソナルファン」。いわゆる卓上扇風機です。筆者は昨年5月に購入し、1年間使用してきましたので、今回紹介させていただきます。

主な仕様

goodポイント

2wayと名前がついている通り、卓上と首掛けが可能。首掛け用のネックストラップは付属してきます。電池は充電式バッテリーとなっており、風量「弱」であれば9時間の連続運転が可能なので、こまめにon/offすれば1日は十分動いてくれます。

コンパクトなので、置き場所を選ばず都度移動させて使用することも可能です。据え置きの扇風機と比較してしまうと物足りませんが、一人で風を浴びるには十分な力の風を発生させてくれます。

badポイント

• 満充電に6時間かかる
• 充電しながらは使用できない
• 充電端子がMicroUSB
• 電源ランプが充電端子キャップを外さないと視認できない

主に充電まわりの不満です。充電に6時間必要なので、寝る前に充電しておく、といったことを意識する必要が出てきます。(充電しながら使用するとバッテリーに負荷がかかり、発熱/発火などの危険があります)

充電端子も最近の標準規格であるTYPE-Cではなく、MicroUSB端子になります。ケーブルは付属しますが、安価な製品群もそろそろTYPE-Cに統一していってほしいところですね。

あとは電源ランプが普段は隠れている部分にあります。ランプはもう少し目立つ部分に欲しかったところです。

オススメの使用用途

暑さを感じる時の扇風機として、というのはもちろんですが、筆者のメインの使用用途は「乾燥」です。掃除機のフィルターなど、水洗いしたあとの製品の乾燥。室内干しの洗濯物の風通しをよくしたりと、モノに風を当てることが多いです。至近距離で風を当てることで、自然乾燥よりも早く乾き、生乾きの匂いを抑えることができます。

もちろん、従来の「直接風を浴びる」という用途にも十分な性能です。デスクワーク時、お風呂上がり、帰宅時。据え置き扇風機では出来ない運用ができるのも、ポータブル扇風機の魅力ですね。

基本的には夏前後の季節商品ですが、上記の用途であれば年中使用できますし、冬でも運動直後に風を浴びたい時などに使用できます。コンパクトで場所も取らないので、オールシーズン出しっぱなしでOKです。

(ちなみに首掛けでは使用したことがありません)

まとめ

価格は1,990円。カラーはホワイトとダークグレーの2色から選択できます。他にも手持ち式やクリップ式も同じ価格帯でラインナップがあるので、自分の使用用途で選ぶのもよさそう。筆者は卓上メインなので、紹介したものがピッタリでした。

手を出しやすい価格なので、1家に1台は保有していても面白いのではないか、という製品です。これだけで梅雨や夏を乗り切ることはできませんが、エアコンと併用してうまく節約していくことも可能。ニトリのポータブル扇風機、どうでしょうか。