JiNS 曇り止めスプレー

3月も最終日、日中は春の陽気といわんばかりに暖かい日が増えてきました。ということでこれからの季節に出番は少なくなってくるとは思いますが、この冬にとてもお世話になったメガネの曇り止め製品「JiNS ANTI-FOG(メガネくもり止めスプレー)」を紹介しておきます。

マスクxメガネの大敵「くもり」

筆者は小学生時代から視力が悪く、普段の生活はコンタクトレンズとメガネが欠かせません。コンタクトレンズとメガネは併用しているのですが、1日中メガネの時もあります。

昨年4月頃より外出時はかならずマスクを付けて出かける様になりました。春先から夏そして秋までは全く意識しなかったのですが、寒くなってきたあたりから、メガネをつけている時にマスクをすると吐息でレンズにくもりが発生し、非常に視界が悪くなってストレスに感じていました。

なにか対策はないかということで、Amazonで「メガネのくもり止め」商品を検索してみたのですが、値段が意外と高価なものが多く、レビューもそこまで褒め称えるような評価がない商品しかヒットしませんでした。そんな折、たまたまTwitterでタイムラインに上がってきたのがJiNSのくもり止めスプレーです。

JiNSとは、比較的安価でメガネを販売しているメーカーです。ショッピングモールなどでもよく見かけますね。

メガネメーカーが出している曇り止め製品であれば、一定の品質は担保されているだろうと思い、こちらの曇り止めスプレーを購入することにしました。値段はなんと300円(税込330円)。Amazonで販売されているものよりもかなり安価な設定でした。

特に難しいことはなく、メガネにスプレーして塗り広げ、少し乾燥させて拭き取るという手順です。レンズ上に薄い膜を作る感じですね。JiNSの公式ページに使い方も紹介されているので、そちらも合わせて確認すると良いでしょう。

メガネのくもり止めを使用したのは始めてであったので、半信半疑のまま使用しましたが、本当にメガネをかけてマスクをした状態でもくもらなくなりました。地味ですが、初回の体験時はとても感動したことを記憶しています。

公式の案内では、1度の塗り込みで1日持続すると謳っています。ただこれは使用環境によるとも書かれていますので、マスクをしている時間が長い方は、この商品を持ち歩いた方が安心かもしれません。

筆者の体感としては、半日程度は問題なく持続するように感じました。午前の外出時に塗り込んで使用したのち、午後の使用としてはくもり止め性能の低下を感じました。

マイナス点も紹介しておきます。上記の持続時間に関係するものですが、長時間使用しているとレンズ上に水滴が少し発生し、視界が少し歪みます。その状態でレンズの水滴を拭き取ってしまうとくもり止め効果まで拭き取ってしまうので、呼吸量や会話量が多い場合はやはり半日程度で再度塗り込んだ方が安心ですね。

公式サイトのオンラインショップでも販売しているようですが、SOLD OUTの状態が長く続いており、送料も発生してしまいます。店舗の実在庫状況が確認できるようになっており、筆者は運良く近くの店舗に在庫があることを確認できたので、実店舗にて購入しました。

製品としては非常に満足できる品質なので、もう少し購入しやすくなってくれればよりありがたいですね。

冒頭にも書きましたとおり、暖かくなってきているので、しばらくは不要になるアイテムになります。ですが、おそらく次の冬もマスク生活は続きそうな状況ですので、来シーズンもお世話になると思います。

メガネ必須の筆者には大助かりな製品でした。