本日は少し系統の異なる製品、iPod touchを紹介していきます。用途がハマれば、なかなかコスパの良いApple製品だと思いますので、少しでも良さが伝われば嬉しいです。
iPod touchとは
iPod touchは一言で言うと、モバイル通信が出来ない小型のiPhoneです。元々iPodという商品は音楽再生デバイスであり、タッチ操作などは限定的でした。スマートフォンの発展とともにタッチスクリーン化し、現在のiPhoneと同様の外観になったのが、現在のiPod touchです。最新型は2019年発売の第7世代となります。
出来ること
Wi-Fi環境下であれば、iPhoneとほぼ同じことが出来ます。操作感としてはiPhoneと同様。SNSや動画視聴、写真やビデオの撮影、もちろん音楽視聴も可能です。ゲームなども問題なく動作しますが、GPS機能がついていないので、ポケモンGoやドラクエウォークといった位置情報を操作するゲームはインストール出来ないようになっています。
性能について
CPUはA10 Fusionというものを搭載しています。2021年現在、最新のiPhone12のCPUがA14というものなので、4世代前のCPUをベースにiPod touchに最適化した性能です。iPhone7が同様にA10を使用していますが、iPhone7のものより少しだけ性能が落ちるようです。
4世代前のCPUというと心配される方も多いですが、基本的に動作はサクサクです。グラフィック処理をバリバリ実行している3Dゲームなどは厳しいかもしれませんが、いわゆるソーシャルゲームに分類されるアプリなどであれば、問題なく動作すると思います。
筆者はこの第7世代iPod touchを所持しており、最新のiOS14.4までアップデートして使用していますが、今のところ動作がカクつくといったことはありません。
特徴
とにもかくにも、軽いです。現在のハイエンドスマホは大型化の影響で重量も年々重くなっており、150gで軽いとされるのが基準です。そこへきてiPod touchは88gです。圧倒的に軽いので、手が非常に疲れにくい。
小型・軽量化は嬉しいのですが、画面サイズは4インチとかなり控えめです。アプリによっては文字が少し読みにくく、押しにくいボタンなどもあるかもしれません。そこはまあ割り切りですね。
あとはカメラ性能もやはり控えめ。明るい屋外ではキレイに撮影できる印象ですが、明るさが確保できない屋内での撮影になると、わりとノイズが目立ってしまう印象です。
音楽面ではイヤホンジャックが付いているので、お気に入りの有線イヤホンがそのまま使用できます。もちろんBluetoothにも対応しているので、外部スピーカーやワイヤレスイヤホンなども使用できます。
指紋認証が付いていないので、ロック解除時のパスコード入力が面倒に感じる方がいるかもしれません。ですが、実感としては面倒と感じるのは最初だけで、使用し続けていればわりと慣れますね。
こんな人にオススメ
iPadを紹介した記事でも同じような事を書いたのですが、スマートフォンがAndroidの方で、iOS端末に興味がある方の入門としてオススメです。また、すでにiPhoneを使用されている方でも、ソーシャルゲームを複数アカウントで遊びたい方などにもオススメ。電話番号は取得出来ないので限定的にはなりますが、業務用途のアカウントを専用端末で管理したい、といったビジネス用途などにも活かせるかもしれません。
価格はやや控えめ
価格はiPhoneやiPadと比べるとやや控えめな印象を受けます。最小ストレージの32GBであれば、税別21,800円から購入できます。ですが、32GBは容量的にとても心許ないので、税別32,800円の128GBが実用的に使用出来るラインだと思います。64GBで25,800円くらいのラインナップがあれば絶妙だったのですが、こればかりは販売戦略でもあるので、仕方ないですね。
まとめ
という感じで、iPod touchの紹介、いかがでしたか。筆者の購入動機は、当時ミドルスペックのAndroidスマホを使用していたので、iOSに最適化されたゲームを遊びたいという理由から、iPod touchを購入しました。現在はiPhoneに買い替えたのでiPod touchの使用率は減っていますが、かなり快適に使用していましたので、iPadなどと同じ感覚でオススメとして紹介させていただきました。
メイン端末としてはやはり厳しいのが現実ですが、コスパの良いサブ端末を探している方など、端末選びの候補に加える価値は十分にあるのではないでしょうか。
以上、iPod touchの紹介でした。
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