先日、キーボード選びは云々という記事を書いたのですが、記事の中でも紹介したキーボード「G913-TKL」が非常に満足度が高い製品であったので、個別で紹介させていただきます。
特徴
テンキーレス(コンパクト)
このキーボードに出会うまでは、フルサイズキーボードを使用していました。ですが、個人的にはテンキーを使用する頻度はとてもとても低く、次に買うならテンキーが付いていないモデルにしようと思っていました。筆者のデスクはあまり広いデスクではないので、スペースは非常に重要です。デスクが広い方はその限りではありませんが、テンキーを使用しない方にはもちろん、デスクをコンパクト/シンプルに魅せたいという方にも、こちらのキーボードはオススメです。
ワイヤレス
これが思った以上に快適でした。それまでは有線のキーボードを使用しており、特に不満はなかったのですが、ワイヤレスに変更しても遅延を感じたり接続安定性が低く感じたりといったことはなく、まったく有線と遜色なく使用できました。
通常はUSBレシーバーを使用していますが、状況によってBluetooth接続に切り替えて他のパソコンやタブレットと接続できるのも、端末が多い筆者にとってはメリットです。
また、定期的にデスクを清掃するのですが、清掃時にケーブルが無いのは思った以上に快適でした。
ゲーミング(光る)
「ゲーミング」という定義は諸説ありますが、キーボードにおけるゲーミングは、その鮮やかなライティングです。このG913-TKLもゲーミングに分類されているので、かなり鮮やかに光ってくれます。ライティングのパターンはいくつかプリセットされており、こだわる人はG-Hubというソフトをインストールすれば細かいカスタマイズも可能なので、ライティングにこだわりがある方にもオススメです。
バッテリーも十分実用的なレベル
キーが光る=バッテリーを消費する、というのはまあ仕方ないのですが、それでも実用的に十分なバッテリー性能を備えています。キーボードライティングを最大輝度で使用しても40時間は持ってくれるため、ハードな使用でも、週1回程度の充電で大丈夫な方が多いと思います。ライティングを発光なしにするとなんと1124時間も持ってくれるので、充電頻度を下げたい方はそういった運用もアリかなと思います。が、個人的にはこの手のキーボードで光らないのもなんだか味気ないので、光らせたいけど都度の充電が面倒という方は、有線接続で使用するのも一つの選択肢かもしれません。
打ち心地ヨシ
とても軽い力でタイピングができ、かつ打鍵感もしっかりとしているので、打っていてとても心地よいキーボードです。もちろん店頭で試し打ちをしたのちにしっかり検討して購入したため、そうであってもらわないと困るのですが。
またゲーミングであっても薄型なので、パームレストなどを使用しなくても腕が疲れにくいというのも大きなメリットでした。
筆者が購入したモデル
G913-TKLには「リニア」「タクタイル」「クリッキー」という3つのモデルが存在しています。機能的には同じですが、打鍵感がそれぞれ異なります。リニアはメカニカルにしては静音で、スムーズな打鍵感。クリッキーはいわゆるメカニカルキーボードのような「カチャカチャ」という聴覚でも味わえる打鍵感。タクタイルはその中間といったところです。
筆者は「リニア」モデルを購入し、使用しています。夜遅くに作業することもあるので、メカニカルの打鍵感で、できるだけ静かなモデルが欲しかったため、これは完璧にマッチしました。
注意としては、白色のモデルは「タクタイル」しか存在しないため、本体の色でキーボードを決めたい方は、「タクタイル」しか選択肢がありません。見た目で満足する部分も判断材料としては大きいので、ここは悩ましいところですね。
個人的にはほぼ理想的
マイナス点を探してみたのですが、まあ無いですね。個人的には完璧なキーボードで、ほぼ私の理想のキーボードだと思っています。
強いて言うならば、接続端子がMicroUSBという形状なので、これがUSB Type-Cであれば確実に完璧でした。
購入価格
Amazonで、税込み27,500円で購入しました。店舗で購入するより若干安いとは思いますが、それでも高いですね。キーボードに3万円弱も使ってしまいました。正直高いと思います。前回の記事では「1万円前後で探すのが…」みたいなことを言ってた矢先ですからね。
ですが、その価格に見合うだけの満足感は得られると思っています。とにかく使っていて楽しい。打っていて心地よい。また使用したくなる。そんなキーボードです。
高価だが満足度は非常に高い
約3万円の買い物なので、非常に高価な買い物になると思います。また、キーボードは安価な製品もたくさん存在し、買い換える優先順位としては低くなっている方が多いと思います。
高級な買い物をしたから良いものに決まっている、という心理的高価はあるかもしれませんが、それを差し置いても筆者はこのキーボードを購入して非常に満足しています。価格に見合う価値はあると思っています。
少しでもこのキーボードが気になった方、ぜひ店頭で試し打ちをしてみてください。
コメント